米安全協会の衝突安全性試験、ホンダ「シビック」に最高評価

米安全協会の衝突安全性試験、ホンダ「シビック」に最高評価
3月7日、米道路安全保険協会(IIHS)は、より厳格な衝突安全性試験に基づき、ホンダの小型車「シビック」の2ドアおよび4ドアモデルに安全性の最高評価を与えた。昨年4月撮影(2013年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[デトロイト 7日 ロイター] 米道路安全保険協会(IIHS)は7日、より厳格な衝突安全性試験に基づき、ホンダ<7267.T>の小型車「シビック」の2ドアおよび4ドアモデルに安全性の最高評価を与えた。シビックは米小型車市場で販売台数首位。
中国の吉利汽車<0175.HK>傘下ブランド、ボルボの中型SUV「XC60」も最高評価を得た。
IIHSは今回、従来よりも厳しい衝突試験となるスモールオーバーラップ前面衝突試験を実施。フロント部分の角が他車両や立木などの障害物に衝突した状況を再現して安全性を評価した。
今回の試験は自動車メーカーの要請に基づき、特別に実施された。
新たな衝突試験を行ったのは、シビックの2モデル、XC60、米フォード・モーターの高級セダン「リンカーンMKZ」、マツダのセダン「マツダ6」の5車種のみ。評価は4段階で、リンカーンMKZとマツダ6は2番目に高い評価を得た。2014年モデルのマツダ6以外は2013年モデル。
新たな試験を行った5車種はすべて、IIHSから「トップ・セーフティー・ピック+」に認定される。
ホンダは昨年、大幅なモデルチェンジを経たシビック2012年モデルへの不満を解消するため、米国での前モデル投入からわずか1年半後にデザインやハンドル操作感を改良した新型モデルを発表した。

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