パラリンピック=義足のピストリウス、200m予選で世界新

パラリンピック=義足のピストリウス、200m予選で世界新
9月1日、パラリンピック・ロンドン大会の陸上男子200メートル予選、両脚が義足のオスカー・ピストリウスが21秒30の世界新記録を樹立し、決勝に進出した(2012年 ロイター/Suzanne Plunkett)
[ロンドン 1日 ロイター] パラリンピック・ロンドン大会は1日、陸上男子200メートル予選を行い、両脚が義足で、ロンドン五輪にも出場したオスカー・ピストリウス(25、南アフリカ)が21秒30の世界新記録を樹立し、決勝に進出した。
予選1組で走ったブラジルの選手が21秒88のタイムで世界新を更新していたが、予選3組のピストリウスがこれを上回った。
ピストリウスは「タイムには満足している。明日のビッグレースを楽しみにしている」と、2日に行われる決勝への意気込みを語った。
同選手は前回の北京大会では、100メートル、200メートル、400メートルで優勝。両脚が義足の選手では史上初出場となったロンドン五輪の400メートルでは準決勝進出を果たした。

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