関空・伊丹運営権の売却、オリックスと仏ヴァンシが1次審査通過

関空・伊丹運営権の売却、オリックスと仏ヴァンシが1次審査通過
 6月12日、関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港の運営権売却に向けた1次入札で、連合を組んで参加したオリックスとフランスのヴァンシ・エアポートが1次審査を通過した。大阪で昨年11月撮影(2015年 ロイター/Thomas Peter)
[東京 12日 ロイター] - 関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港の運営権売却に向けた1次入札で、連合を組んで参加したオリックス<8591.T>とフランスの空港運営会社ヴァンシ・エアポートが1次審査を通過した。新関西国際空港株式会社が12日発表した。
関空・伊丹空港の運営権売却は、安倍政権が掲げる成長戦略の目玉のひとつで、PFI(民間資本を活用した社会資本整備)の代表例。
国が予定する関空・伊丹空港の45年間の運営権の売却最低価格は2.2兆円だが、金額の高さや長期にわたる運営期間を理由に入札を手控える企業が続出。そのため国は、今年2月の1次入札の締め切りを5月まで3カ月間延期した。

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