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BL(英国図書館)

英国図書館(BL)、2023年10月に発生したサイバー攻撃の概要をまとめた報告書を公開

2024年3月8日、英国図書館(BL)が、2023年10月に発生したサイバー攻撃の概要をまとめた報告書“Learning Lessons from the Cyber-Attack: British Library cyber incident review”をブログ上で公開しました。 同館は2023年10月28日にランサムウェア攻撃を受け、大規模なシステム障害が発生しました。現在もウェブサイト、オンラインサービス、来館サービスの一部に影響が出ています。 報告書...

【イベント】国際研究セミナー「デジタルヒューマニティーズ最前線2024」(3/1・京都)

2024年3月1日、龍谷大学世界仏教文化研究センター西域総合研究班が、国際研究セミナー「デジタルヒューマニティーズ最前線2024」を、龍谷大学(京都市下京区)で開催します。 参加には事前の申込みが必要です。 主なプログラムは以下のとおりです。 ●「Developing Digital Tools for an Online Audience: Customizing and Modernizing the IDP Website」(通訳あり)Ana...

英国図書館(BL)、検索可能なオンライン目録を公開:ランサムウェア攻撃による大規模障害への暫定対応として

2024年1月15日、英国図書館(BL)が、検索可能なオンライン目録を公開したと公式X上で発表しました。 同館ではランサムウェア攻撃による大規模障害により、2023年10月末からオンラインサービスの利用ができなくなっています。 今回公開されたオンライン目録では、同館が所蔵する紙媒体の資料の大部分及びオンラインリソースの一部の検索が可能です。録音・映像資料、写本、雑誌記事、オンラインコンテンツへのリンク等は検索対象には含まれておらず、閲覧室で提供可能な全資料のレコ...

英国図書館(BL)、ランサムウェア攻撃により利用者データの一部が流出した可能性があると発表

2023年11月28日、英国図書館(BL)が、公式X及びブログサイト上で10月28日から継続中のサイバーインシデントに関する情報を更新しました。 サイバーインシデントを引き起こしたランサムウェア攻撃に関して、攻撃者が利用者データの一部をコピーした可能性を示す証拠が得られたとし、これらがダークウェブ上で公開されている可能性があると述べられています。 @britishlibrary(X, 2023/11/28) Cyber incident update(Kn...

英国図書館(BL)、ランサムウェア攻撃により一部データの流出が確認されたと発表

2023年11月21日、英国図書館(BL)が、公式X及びブログサイト上で10月28日から継続中のサイバーインシデントに関する情報を更新しました。 サイバーインシデントを引き起こしたランサムウェア攻撃のため、同館の一部データが流出したことが確認されたと述べられています。流出したのは内部の人事ファイルと見られ、利用者に関する情報の流出は確認できていないが、同館サービスへのログインに用いているパスワードをほかでも利用している場合には変更を推奨するとあります。 @bri...

英国図書館(BL)、継続中のサイバーインシデントがランサムウェア攻撃によるものと発表:サービスの復旧には数週間かかる見込み

2023年11月14日、英国図書館(BL)が、同館で継続中のサイバーインシデントが犯罪集団によるランサムウェア攻撃が原因であるとブログサイト上で発表しました。 同館では10月28日以降、サイバーインシデントによる大規模障害のため、ウェブサイトの閲覧やオンラインサービスの利用ができなくなっています。発表では、多くのサービスの復旧には数週間かかる見込みであるとしています。 Cyber incident update(Knowledge Matters blog, 2...

E2647 – 第33回日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会<報告>

カレントアウェアネス-E No.468 2023.11.16 E2647 第33回日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会<報告> 利用者サービス部サービス企画課・小川那瑠(おがわなる)、 電子情報部電子情報企画課・佐藤菜緒惠(さとうなおえ) 2023年9月13日から16日まで、日本資料専門家欧州協会(EAJRS;E2445ほか参照)第33回年次大会が、ベルギーのルーヴェン・カトリック大学(KU Leuven)でのオンサイト及びオンラインのハイブリッド形...

英国図書館(BL)、ブログサイト上で利用案内等の情報を発信:サイバーインシデントによりウェブサイトが閲覧できない状況が続く

2023年11月7日、英国図書館(BL)が、公式X(旧Twitter)上で、ブログサイト上で利用案内等の情報を発信すると発表しました。 同館では10月28日以降、サイバーインシデントによる大規模障害のため、ウェブサイトの閲覧やオンラインサービスの利用ができなくなっています。ウェブサイトが利用不可となって以降、同館の情報発信はX等のSNSで行われてきましたが、今後はブログサイト上で、役立つ情報資源やウェブサイトを紹介するほか、同館で利用可能なサービス等の最新情報を発信し...

英国図書館(BL)、サイバーインシデントにより大規模障害が発生:ウェブサイトやオンラインサービス等が利用できず

2023年10月31日、英国図書館(BL)が、サイバーインシデントが発生していることを公式X(旧Twitter)上のアカウントで発表しました。 10月28日以降、同館ではウェブサイトの閲覧や公共Wi-Fiの利用ができなくなる等の技術的障害が発生しています。 11月2日付けの発表によると、サイバーインシデントにより同館のウェブサイト、オンラインシステム、オンラインサービス及び一部の対面サービスが影響を受けており、現在国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)や専...

英国の文化・メディア・スポーツ省(DCMS)、公共貸与権制度を一部改訂:著者への支払額算出の方法等が変更

2023年10月10日、英国の文化・メディア・スポーツ省(DCMS)は、公共貸与権(PLR)制度の内容を2023年10月末から一部改訂すると発表しました。 現行の制度では、貸出し1回当たりの支払単価は、制度の中央基金の資金をサンプル提供館からのデータを基に算出した公共図書館における年間総貸出回数で割ることで算定され、年間最大6,600英ポンド(約120万円)までが著者に支払われることになっています。 今回の改訂は、同制度を運営する英国図書館(BL)が、国内の全て...