2015年6月8日号目次

INDEX

PROLOGUE

時事深層

INSIDE STORY

スポンサー2社、それでも笑顔

民事再生手続き中のスカイマークが、再生計画案を提出した。この直前、大口債権者が相次ぎ再生計画案に反対の意向を表明。だがスカイマークを支援するスポンサーに悲壮感はあまりない。なぜか。

INDUSTRY

「サッカー」というマネーゲーム

国際サッカー連盟(FIFA)の汚職問題で、サッカー業界に激震が走っている。幹部ら14人を起訴した米司法省は「これは始まり」と語り、疑惑の深部にさらに切り込む構えだ。問題が広がれば、サッカーを利用してブランド力を高めてきたグローバル企業にも影響が及ぶ。

連続増配企業(2)

学習塾をFC展開、強い増配意欲

少子化の荒波が押し寄せる学習塾業界の中で抜きんでた利益率を誇る明光ネットワークジャパン。個別指導が売り物の「明光義塾」は全国で2100教室を超え、うち8割をフランチャイズが占める。手元資金だけで10年分の配当原資を蓄えるほど内部留保が厚く、今後も増配に意欲的だ。

INDUSTRY

無人運転、日本逆襲の切り札

ベンチャー企業のZMPが、世界初となる無人運転車の実用化を目指している。政府に規制緩和を働きかけ、自動運転分野で先行する米グーグルに挑戦状を叩きつける。これまでの遅れを一気に挽回し、日本勢が世界標準を握る日が来るかもしれない。

MARKET

再生ファンド撤収、日本株に天井感

企業再生を手掛ける外資系ファンドが投資先の株式売却に動き始めた。米サーベラスは西武ホールディングス株を売却する方針で、日本市場から事実上、撤収する。投資妙味のある企業の減少に加え、日本株に天井感が出ているとの見立てが背景にある。

COMPANY

「都営銀行」売却、焦点は企業価値

東京都が出資する新銀行東京が東京を地盤とする地方銀行グループと経営統合交渉に入った。かつて経営難に陥った「都営銀行」が実施した増資には「税金の無駄遣い」との批判が出た。金額にして400億円。統合の際の企業価値算定でこれを上回るかが今後の焦点だ。

SPECIAL REPORT

企業

PEOPLE

連載

CULTURE

世界鳥瞰

EPILOGUE