<PA2003(22)>
日本の超心理学者の論文。
●小久保秀之&山本幹男
「日本で報告されたポルターガイスト事例の電磁気学的調査」
2000年に岐阜県富加町でのポルターガイスト事例について
電磁気学的特徴を現地調査した。特異的な測定数値は得られな
かったが、奇妙な現象が見られた。
※うーん、あとはご本人にコメントいただきたいところ。
日本の超心理学者の論文。
●小久保秀之&山本幹男
「日本で報告されたポルターガイスト事例の電磁気学的調査」
2000年に岐阜県富加町でのポルターガイスト事例について
電磁気学的特徴を現地調査した。特異的な測定数値は得られな
かったが、奇妙な現象が見られた。
※うーん、あとはご本人にコメントいただきたいところ。
Case Report on Anomalous Electro-Magnetic Signals: Research of Poltergeist Incident in Gifu, Japan
PDFで、下記の場所の「各種資料」に載せてあります。
http://homepage2.nifty.com/anomalousphenomena/
磁場の異常を疑ったので磁力計を持っていったのですが、捕捉できたのは、「測定システムに混入した奇妙な電気信号」でした。
フォックス事件で、ラップ音で幽霊が返事する話がありましたが、まる幽霊が電気信号で返事をしたようで、本当に怖かったです。あんまり怖かったので、思わず接続ケーブルを引っこ抜いてしまいました(^^;)
ケーブルを引っこ抜けば、当然変な信号は出なくなるので怖くなります。が、それじゃ何を測定しに行ったのかわからなくなるので、考え直して、直後にまたケーブルを差し込みました。でも、手遅れ。もう2度と、その信号は捕捉できませんでした(怖がりは幽霊調査に向いていない。。。。)
これまで、この事件で発表した内容は、主として物理測定の結果ですが、実際には、社会心理学的な全戸訪問調査も行っています。本当は、その調査結果も一緒にしないと完全な報告にはならないのですが、発表しても大丈夫そうな時期まで待っています。まだ後、4・5年先かなぁ。
この事件は地磁気の異常が脳に作用して無意識的な念力現象が起こっているのではないかと考えて準備したのですが、本当に幽霊が起こしているという可能性を、あまり考えていませんでした。
そのため、幽霊からの返事(?)のような現象が観測された場合に、どう対処するか、まったく考えていませんでした。
今考えると、簡単な、はい、いいえの質問をいくつか試せば良かったと思います。そうすれば、あの信号が「幽霊の送った合図」なのか、それとも別の信号源から来たものなのか、見当がついたはず。
前回の大会でも、この初歩的な準備を忘れていたことを話すべきでした。もっとも、準備を忘れたということ自体、すっかり忘れていました。というより、そういう可能性も一応考慮しておくべきだったという考えが、まったく欠けていたことに、これを書いていて気付きました。
どうやら、私は怖がりなので、霊魂仮説を無意識のうちに完全に排除してしまっていたようで、いざ、現実に、それっぽい現象が目の前で起こったとき、一瞬、パニック状態になったようです。
過去遡及PKの逆の、過去から遠い未来に向けたPKという可能性も、想定しておくべきでした(幽霊じゃない説明でないと、怖くてしょうがない)。
さぁ準備万端と思ったら、編成部長から、「宇宙人が来たら、その後、どうするの?」と言われて、そういう事態をまったく何も考えいなかったことに気付き、あわてて応接室を手配した、とか。
そのときは、はははと笑って聞いていたのですが、私も人のことを笑えないです。想像力の及ぶ範囲が、まだまだ狭い。。。
幽霊現象の体験談、たいへん勉強になりました。
フィールド・ワークの準備の大切さを再認識しました。