ベネズエラ野党勢力、制憲議会招集に向けた協議をボイコット

ベネズエラ野党勢力、制憲議会招集に向けた協議をボイコット
 5月8日、政情不安が続くベネズエラの野党勢力は、マドゥロ大統領が発表した制憲議会招集について協議する8日の会合をボイコットした。野党側は政治危機の解決に総選挙を求めている。写真はマドゥロ大統領。カラカスで昨年6月撮影(2017年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)
[カラカス 8日 ロイター] - 政情不安が続くベネズエラの野党勢力は、マドゥロ大統領が発表した制憲議会招集について協議する8日の会合をボイコットした。野党側は政治危機の解決に総選挙を求めている。
野党勢力が過半を占める議会のボルヘス議長は「(制憲議会は)大統領らが権力を維持するためのごまかしだ」と指摘。「この危機を解決する唯一の道は自由な選挙だ」と語った。
ベネズエラ第2の都市であるマラカイボでは、約300人のデモ隊が「マドゥロは去れ」、「独裁にノーを」と叫び抗議活動を展開。治安部隊が催涙ガスで応酬した。

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