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ソフトバンク・イヒネが左手親指骨折 台湾ウインターリーグから無念の途中帰国 7月にも骨折
台湾ウインターリーグ(アジア・ウインターベースボールリーグ)に派遣されていたソフトバンクのイヒネ・イツア内野手(19)が左手親指を骨折し、帰国していたことが6日、分かった。11月30日の台湾選抜戦で二盗を試み、ヘッドスライディングした際に左親指を強打した模様で、そのまま途中交代。検査の結果、骨折と診断され、2日に帰国した。
愛知・誉高からドラフト1位で入団したイヒネはプロ1年目の今季、新型コロナウイルス感染や右膝のリハビリなどもあり、初実戦は6月末の4軍戦までずれこんだ。また、7月には4軍が行ったヤマエグループ九州アジアリーグ・大分との一戦で守備中に左手親指を骨折するなど、ケガに悩まされる1年となった。
11月の宮崎秋季キャンプでは打撃練習を見守った小久保新監督から「自分の軸で振れている。パワーはまだまだだけど、筋力がつけば、ライトでオーバーフェンスしてない打球も(スタンドまで)持っていけるんじゃないかな」と期待され、台湾へのウインターリグ派遣についても「どうせ行くなら、何かをつかんで来てほしい」と成長を促されていたが、無念の途中帰国となってしまった。