北ミサイル2発はEEZ外の日本海に落下、北京の大使館ルートで厳重に抗議

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 防衛省は25日未明、北朝鮮が24日深夜、同国内陸部から2発の弾道ミサイルを東方向に向けて発射したと発表した。いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)外の日本海に落下したと推定される。日本政府は、北京の大使館ルートで、北朝鮮に厳重に抗議した。

取材に応じる岸田首相(25日午前、首相官邸で)=源幸正倫撮影
取材に応じる岸田首相(25日午前、首相官邸で)=源幸正倫撮影

 北朝鮮による弾道ミサイルの発射は今月19日以来で、今年12回目。ミサイルは24日午後11時54分頃と午後11時59分頃に発射され、それぞれ約350キロ・メートルと約400キロ・メートル飛行した。いずれも最高高度は約100キロ・メートルで、被害は確認されていない。

防衛省
防衛省

 岸田首相は25日午前、首相官邸で記者団に「我が国のみならず、地域や国際社会の平和と安定を脅かすものであり、断じて容認できない」と非難し、日米韓3か国で連携して対処する考えを強調した。

 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮が今回発射したのは短距離弾道ミサイルで、発射地点は 平壌ピョンヤン 付近だった。

 24日には、韓国南部・ 済州島チェジュド の海軍基地に米海軍の原子力潜水艦「アナポリス」が入港しており、北朝鮮の発射は米韓の動きをけん制する狙いがあったものとみられる。

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4380839 0 政治 2023/07/25 10:56:00 2023/07/25 11:44:12 2023/07/25 11:44:12 https://www.yomiuri.co.jp/media/2023/07/20230725-OYT1I50089-T.jpg?type=thumbnail

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