新型コロナ 休校延長、祭り中止の動き広がる 群馬

 新型コロナウイルスの感染を防ぐため、県内各地では学校の休校期間を延長したり、大型連休後の夏恒例の祭りを中止したりする動きが広がっている。

 桐生市は県立学校と同じく、5月31日まで市内の小中学校と市立商業高校の休校期間を延長。各学校のウェブサイトなどを活用して1週間程度の単位で学習課題を提供する。8月7~9日に開催予定だった「桐生八木節まつり」の中止も決まった。

 伊勢崎市、みどり市、富岡市も5月31日まで小中学校の休校期間を延長。

 富岡市は始業式と入学式は6月1日に規模を縮小するなどして実施。同2~5日は午前中のみ授業を行い、給食を提供する。同8日に通常授業と部活動を再開する予定だが、感染状況によっては再検討する。

 また、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産、富岡製糸場や近くにある旧韮(にら)塚(づか)製糸場は5月31日まで閉場期間を延長する。

 藤岡市でも、開催予定だった「鬼石夏祭り」(7月11、12日)と「藤岡まつり」(同18、19日)の中止が決まった。

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