(台北中央社)台北市立動物園(台北市)は15日、豊橋総合動植物公園(愛知県豊橋市)と、連携と協力に関する覚書を締結した。台北市立動物園で締結式が行われ、両園の園長、金仕謙氏と瀧川直史氏が署名した。
台北市立動物園にとって日本の動物園との連携は8園目。

両園は「生物多様性の保全にかかる今日的課題の解決」に向け連携する。協力事項には、生物多様性に関する調査、研究、保全活動に関することや飼育動物の交換、動物の生態や自然保護についての教育普及啓発などが含まれる。

台北市立動物園は、野生動物の保護は単一の地域や国、機関だけで負える責任ではなく、地域や国、機関をまたがって交流することでより大きな成果が得られるとの考えを示した。

台北市立動物園はこれまで、多摩動物公園や上野動物園(いずれも東京都)、旭山動物園(北海道)、天王寺動物園(大阪府)などと連携している。

(編集:楊千慧)