日銀の植田和男総裁は23日、日本経済の先行きに関し、持ち直すとの見方に変わりないと述べた。主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に先立ち、現地で記者団に語った。
- 経済焦点:FRB、情報発信で「シナリオ分析」に軸足 不確実な見通し受け
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は5月1日の記者会見で、経済の「仮定の話」はしたくないと語った。しかし、インフレ抑制の道筋に不透明感が高まる中、議長はじめFRB高官は金融政策を語る際に、まさに「仮定の話」に軸足を転換させている。
- ワールドトランプ氏、大統領選後にWSJ記者解放と投稿
米国のトランプ前大統領は、11月の大統領選後にロシアのプーチン大統領との関係を利用して、同国で拘束されている米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者を解放すると述べた。
- オピニオン焦点:英金融市場、総選挙の日程決定で不透明感後退 金利・経済に注目
英金融市場では、7月4日に総選挙を実施するとのスナク首相の予想外の発表を受けて、先行き不透明感が後退した。今後は主に金利・経済見通しが為替・株式・債券市場を左右するとの見方が多い。
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林芳正官房長官は23日午後の会見で、26日からソウルで開催される日中韓首脳会議では、3カ国の協力の方向性や具体策、地域の課題について議論されることが重要であるとの見解を示した。