大阪駅北地区のうめきたエリアでは、周辺地域との一体的なまちづくりが進められています。その西側を縦断している東海道線支線の梅田信号場(旧梅田貨物駅)では、まちづくりと一体となって約1.7キロメートルの地下化工事が計画されています。地下化により、踏切の除却および交差道路の安全性向上が図られます。
あわせて、大阪駅に近接して新駅(仮称:うめきた(大阪)地下駅)を設置することで、関西国際空港へのアクセスおよび広域ネットワークの強化に大きく貢献することが期待されています。
2023年2月13日に地下化切換が完了し、3月18日に新駅が開業しました。
うめきた(大阪)地下駅は、大阪駅周辺エリアの国際競争力強化の起点となる駅です。海外から来られるお客様が初めて降りる駅であり、巨大ターミナル駅である大阪駅と隣接して位置することにより、この魅力的なエリアに、より魅力的な人が集いやすくなります。
訪れるお客様が安心して、さらに期待感を持ってご利用いただける駅を目指し、関係者との議論を重ねています。地上の「みどり」を予感させ、またうめきた2期で目指す「イノベーション」の起点となるべく、駅デザインと技術の融合を目指し、設計を進めています。
今後は周辺事業者とも協力しながら、このエリアの魅力の中心となる駅づくりを進めます。
新設した構造物が地図に残ることにやりがいを感じながら、プロジェクトに取り組んでいます。
うめきたプロジェクトは、線路の地下化・新駅設置を行うことで、鉄道ネットワークの更なる強化、並びにうめきた2期区域をはじめ、大阪駅周辺がより魅力的なまちとなることを目指しています。東海道本線並びに大阪環状線といった主要路線に近接した施工や都市部の幹線道路上での施工等、厳しい条件下ではありますが、社内外の関係箇所と協力しながら安全に工事を進めています。新設した構造物が地図に残ることにやりがいを感じながら、工事所一丸となってプロジェクトに取り組んでいます。