三井住友FG、豊洲に個人向け子会社集約
三井住友フィナンシャルグループ(FG)は1日、新たに建設したSMBC豊洲ビル(東京・江東)を開設した。三井住友カードやSMBCコンシューマーファイナンスなど個人向け金融を手掛ける子会社を集約し、業務効率を高める。
まず三井住友カードが移転し、10月にSMBCコンシューマーファイナンスが入居する。各社の本社機能を集約し、業務を効率化。データセンターや基盤システムの共通化などとあわせて、グループ全体で2022年度までに計250億円の費用を削減する。
NECの顔認証システムを導入し、マスクをつけたままでもICカードを使わずに入退館できるようにした。今後、コンビニや食堂などでも顔認証で決済できるようにすることも検討する。