みずほ本社で米大使献花 同時テロから10年
2001年9月に発生した米同時テロの発生から10年を迎えた11日、ニューヨーク支店で従業員が犠牲になったみずほフィナンシャルグループ本社(東京・千代田)に同日午前から献花台が設けられ、米国のルース駐日大使も献花に訪れ、犠牲者の冥福を祈った。
同社は毎年献花台を設置しており、テロで犠牲となった日本人の遺族らも訪れた。黒いスーツ姿のルース大使は午前11時前、記念碑が置かれた正面玄関の献花台に、「2001年9月11日に犠牲になった人々のことを、これからもずっと忘れません」とのメッセージを添えた花輪を献花、黙とうした。
ハイジャックされた航空機が衝突して崩壊した世界貿易センタービルに入居していたみずほフィナンシャルグループの前身の富士銀行では、23人が死亡。うち同行のニューヨーク支店で勤務していた日本人行員は12人が犠牲になった。
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