文芸春秋に本社が抗議
日本経済新聞社は10日、月刊誌の文芸春秋や週刊文春が日経および関係者の社会的信用と名誉を著しく損なう記事を掲載し続けているとして、発行元の文芸春秋に抗議文を送った。
月刊誌の文芸春秋が7月特別号で掲載した「日経新聞で何が起きているのか」と題する記事は、日経およびテレビ東京ホールディングス、テレビ東京のガバナンスや事業戦略、人事労務管理などについて、臆測を交え、事実関係を歪曲(わいきょく)した極めて悪質な内容だとしている。
週刊文春3月31日号などで掲載した日経の社内事情に関する記事も、断片的な情報と、臆測を含む証言をつなぎ合わせ、当社や関係者の評価を貶(おとし)める内容だと指摘。事実に向き合い、正確な報道に徹することを強く求めている。