橋下氏が中山衆院議員を提訴 「前市長秘書覚醒剤で逮捕発言」法廷闘争に

 橋下徹前大阪市長らが、自民党大阪府連会長の中山泰秀衆院議員=大阪4区=の発言で名誉を傷つけられたとして、計1千万円の損害賠償を求めて大阪地裁に訴訟を起こしたことが18日、関係者への取材で分かった。また橋下氏は名誉毀(きそん)損罪で、中山氏を大阪地検に告訴したという。

 中山氏は12日にあった大阪市との国家予算要望説明会で「前の市長のときに秘書が覚醒剤で逮捕されたというのは本当なのですか」という趣旨の発言をした。橋下氏は後日、ツイッターに「完全な事実無根。完全な名誉毀損」と記し、法的措置を取る意向を示していた。

 中山氏は取材に「訴状が届いておらず、コメントできない」と話した。

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