続・オタクをピクっとさせる10の発言(2)

6月掲載の記事「オタクをピクっとさせる10の発言」に寄せられた多数のコメントの中から、ギークを挑発するのに有効な10の台詞を厳選してご紹介する。

Matt Blum

(1)から続く

第5位: 「ドリームワークスの映画は、ピクサーのアニメなんか目じゃないね!」

――誤解しないでほしい。私だって、ドリームワークス(Dreamworks)社の映画で好きなものはいくつもある。でも、ピクサー(Pixar)社のものとは比べようがない。

[米ドリームワークス SKG社は1994年に映画監督のスティーヴン・スピルバーグ氏らが設立。最近の実写作品には『トランスフォーマー』『硫黄島からの手紙』、アニメ作品には『シュレック2』『マダガスカル2』『カンフー・パンダ』などがある。

米ピクサー・アニメーション・スタジオ社はCGIアニメーション制作会社。1986年、当時アップルコンピュータを退社したスティーブ・ジョブズ氏らが、ルーカスフィルム社のCGI部門を1000万ドルで買収、「ピクサー」と名付けて独立会社とした。『トイ・ストーリー2』でゴールデングローブ賞最優秀作品賞を受賞。『ファインディング・ニモ』や『WALL・E/ウォーリー』でアカデミー長編アニメ賞を受賞。現在はウォルト・ディズニー・カンパニーの完全子会社]

第4位: 「ジム・ヘンソン(Jim Henson)は有名だけど、ただの人形使いじゃないか」

――本当にこんなことを言う奴がいたら、もちろん、あの素晴らしい指使いを見せてくれた指で吊るし上げられてしまえば良いと思う。

[ジム・ヘンソンはセサミストリートのマペット・キャラクター達で有名だが、大人向けのウイットが効いた人形劇でも有名。1990年に64歳で没]

第3位: 「『バットマン』なんてつまらないよ――ヤツには超能力が何もないじゃん!」

[2008年の『ダークナイト』は、ダークな世界観やダイナミックな映像技術、急逝したヒース・レジャーを始めとする実力派俳優たちの演技により、アメコミの域を越えたと賞賛され、近年稀に見る高評価を獲得した。第81回アカデミー賞助演男優賞、音響編集賞受賞]

第2位: 「ギークってのはみんな、映画の『ナーズの復讐』に出てくるような連中なんだろ?」

[ナーズの復讐(Revenge of the Nerds)は1984年に公開された米国のコメディ映画。体育会系の学生(ジョック)たちに迫害されているナードたちが、コンピューターを駆使して復讐してゆくという物語。

ギークとナードの違いを説明する日本語版記事はこちら]

第1位: 「『Gmail』なんて誰が使うの? うちはAOLだよ!」

[日本語版:ガリレオ-江藤千夏/合原弘子]

WIRED NEWS 原文(English)