• X
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

米最高裁、同性婚のデザイン拒否を支持 事業主の「表現の自由」

配信
30日、ワシントンの米最高裁前に集まった報道陣ら(EPA時事)

30日、ワシントンの米最高裁前に集まった報道陣ら(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦最高裁は30日、同性婚を巡るデザインの仕事を拒否している西部コロラド州在住の保守派キリスト教徒のウェブデザイナーを支持する判決を下した。同州は顧客の性的指向への差別を禁止。しかし、最高裁はデザイナーは憲法修正第1条に基づき、自分が同意できないデザインの作成を拒否する「表現の自由」を有すると述べた。

同性婚法制化、56%が賛成 LGBT法も過半数「成立を」―時事世論調査

 この判決により、公共におけるLGBTなど性的少数者の権利を保護している他の州法下でも、デザイナーのような事業主が表現の自由を理由に処罰を免れる可能性がある。最高裁の9人の判事のうち保守派6人全員がデザイナーを支持した。

最終更新:

関連記事

こんな記事も

国際用語

国際

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ