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ウィル・スミス「妻の名前を口にするな」侮辱に怒りの平手打ち…スピーチで涙「すべての仲間に謝りたい」

2022年3月28日 18時18分

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妻の侮辱に怒り、クリス・ロック(左)に平手打ちするウィル・スミス(AP)

妻の侮辱に怒り、クリス・ロック(左)に平手打ちするウィル・スミス(AP)

 世界最高峰の映画の祭典「第94回アカデミー賞」の授賞式が27日(日本時間28日)、米ロサンゼルスで行われ、授賞式で俳優のウィル・スミス(53)がコメディアンのクリス・ロック(57)をステージ上で平手打ちするハプニングがあった。
 長編ドキュメンタリー映画部門のプレゼンターを務めていたロックがスミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミス(50)の髪形をからかうような冗談を飛ばすと、客席のスミスが突然ステージに上がってロックの前に立ってビンタをお見舞い。このため、中継していたABCテレビの音声は一時途切れた。
 米メディアによると、ジェイダは脱毛症に悩まされ、昨年夏ごろから短髪にしているという。激高したスミスは客席に戻りながら「妻の名前を口にするな」と放送禁止用語も交えてののしった。ロックは、デミ・ムーアが演じる主人公の女性が頭をそり上げた映画「G.I.ジェーン」になぞらえたジョークだったと釈明したものの、険悪ムードが漂った。
 スミスはその後、米テニス選手のウィリアムズ姉妹の父親・リチャード役を演じた映画「ドリームプラン」で主演男優賞を受賞。スピーチで喜びの涙を流しながら、殴打事件について「アカデミー(主催団体)やノミネートされたすべての仲間に謝りたい」とわびたが、ロックに対しては謝罪しなかった。

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