酒井若菜、事務所「A―Team」退所を発表 芸能関係業務の休業により「気持ちが定まっておりません」

スポーツ報知
酒井若菜

 女優の酒井若菜(43)が3日に自身のインスタグラムを更新し、事務所「A―Team」(エー・チーム)を退所することを報告した。「A―Team」は1日に芸能関係業務を休業することを発表している。

 「ご報告」と題して投稿し「所属事務所エーチームが、2024年3月31日をもって芸能関係業務を休止致しました。私酒井若菜も退所の運びとなりましたことをご報告させていただきます」と発表。「今後につきましては、まだ気持ちが定まっておりません」と心境を吐露し「最初に所属した事務所で13年、エーチームで15年、とキャリアを積み重ねてまいりました。これから始まる第3章をどのような形ではじめるか、慎重に検討しています。検討してたら4月になっちゃった。笑」とつづった。

 今後については「フリーランスの道、芸能事務所所属の道、エージェント契約の道、様々な選択肢がある現代の中で、自分がどの扉を開けることになるのか、楽しみでなりません」とも記し、「現状、ありがたいことに新作の撮影もいくつか控えておりますので、ファンの皆さまはどうかご心配なさらずに今後の展開を楽しみにお待ち頂けますと幸いです」とメッセージ。「今後の窓口としては、私の気持ちが固まるまではこれまでのマネージャーが引き続き担当します。私に直接オファーしてくださってもかまいません。環境を一新する機会を頂いた以上、今までやらなかったような仕事にも積極的に挑戦してみたいと思っております。お気軽にお声がけください」と関係者に伝えた。

 続けて「あと2年で芸能生活30年を迎えます。検討に時間がかかっていた理由には、もう十分頑張ったから休みたいという気持ちと、30年までは突っ走るぞという気持ちで揺れ動いていたことも正直あります」と説明。「おかげさまで、少なくとも30年までは突っ走ろうと心を決めました。へこたれるか立ち上がるかの2択ならば、立ち上がるに決まってんだろ!と私らしい選択はひとまずできましたので、今後とも酒井若菜をよろしくお願い致します」と意気込んだ。

 「A―Team」は1日に公式サイトで、芸能関係業務の休業を発表。「諸般の事情によりこの春から新規の芸能関係業務を休業することと致しました」と伝え、所属俳優やタレントについては「それぞれの道で活動を続けてまいりますので、今後とも応援して頂けますと幸いです」とし、「皆様の長年にわたるご厚情に心から感謝申し上げます」「なお会社は存続します」とした。

 「A―Team」には酒井のほかに、吉岡里帆、臼田あさ美らが所属。歌手・DAIGO、俳優・高橋文哉、松井玲奈らが所属しているグループ会社「A―Plus(エー・プラス)」は業務を継続する。同社は1996年、18年に大腸がんで死去した小笠原明男さんが創立。伊藤英明、吉岡らをトップ俳優に育て上げた。伊藤は22年にグランパパプロダクションに移籍。松本まりか、神尾楓珠も昨年末で退社していた。

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