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2022年5月27日(金)

ジェンダー平等 今こそ

4署名35万人分提出 婦団連

 日本婦人団体連合会(婦団連)は26日、衆院第1議員会館でジェンダー平等の実現に向けた4種類の署名、合わせて35万62人分を国会に提出し、省庁要請を行いました。


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(写真)35万人分の署名を議員に手渡す婦団連の人たち=26日、衆院第1議員会館

 提出したのは▽女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准▽民法・戸籍法の差別的規定の廃止・法改正▽「慰安婦」問題の解決▽家族従業者の給与を認めない所得税法56条の廃止―を求める4署名です。

 あいさつにたった柴田真佐子会長は、ロシアのウクライナ侵略を批判。岸田首相は米国のバイデン大統領との会談後、軍事力強化を明言し、改憲の動きも急だと指摘。「今度の参院選挙は大切です」と述べました。また、「コロナ禍にあっても、女性の権利を国際基準にと取り組みが広がり、選択議定書批准を求める地方議会の意見書は155議会、選択的夫婦別姓実施に関する意見書は337議会、所得税法第56条廃止を求める意見書は561議会に達している」と紹介しました。

 日本共産党の高橋千鶴子、本村伸子両衆院議員、井上哲士参院議員がそれぞれ連帯あいさつ。男女の賃金格差などについて報告し、「女性差別撤廃条約選択議定書を批准し、通報制度を活用できるようにしよう」と呼びかけました。参院会派「沖縄の風」の高良鉄美議員があいさつしました。

 署名提出後、内閣府をはじめ各省庁に第5次男女共同参画基本計画に則してさまざまな要請を行いました。


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