街路樹にも高齢化問題
コスト増や倒木…首都圏の自治体悩む
紅葉が見ごろを迎える今の時期など、街の景観に潤いを与える街路樹を巡り、首都圏の自治体が「高齢化対策」に頭を悩ませている。住宅開発が進んだ1960~70年代に植え、老いた樹木が病気にかかり倒れやすくなったり、根や枝が道路にまでせり出したりして、維持コスト、安全両面で影響が広がる。各地は計画的な植え替えなど対応に動き始めた。
川崎市は今春、4年間の「街路樹管理計画」を策定した。幹が成長しすぎた一部の...
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