「トリエンナーレ負担金不払い」法廷闘争へ 河村市長「びっくりこいた。徹底的に争う」
毎日新聞
2020/5/21 21:28(最終更新 5/21 21:28)
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国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」を巡る名古屋市の負担金不払い問題は21日、法廷闘争に発展した。この日、大村秀章知事が会長を務める芸術祭実行委員会が市を相手取り約3300万円の支払いを求めて名古屋地裁に提訴。河村たかし市長は記者会見で「徹底的に争う」と自身が法廷に立つことも辞さない構えを見せた。【岡正勝、野村阿悠子】
「本当に提訴するとは正直言って思っていなかった。びっくりこきました」。記者会見で、河村市長は驚きを隠さなかった。実行委事務局がある県には20日、新型コロナウイルス感染症対策を最優先させるべきだとして「大多数の県民市民は(訴訟を)望んでいない」と再考を促していた。 19年に愛知県内で開催されたあいちトリエンナーレ。河村市長は企画展「表現の不自由展・その後」の従軍慰安婦を象徴する少女像や昭和天皇をモ…
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