宜野湾市長選

現職佐喜真氏が当選 辺野古移設推進

花束を手に支援者と万歳三唱する佐喜真淳さん(前列中央)=沖縄県宜野湾市の事務所で2016年1月24日午後9時29分、蓬田正志撮影
花束を手に支援者と万歳三唱する佐喜真淳さん(前列中央)=沖縄県宜野湾市の事務所で2016年1月24日午後9時29分、蓬田正志撮影

 米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市の市長選が24日投開票され、普天間飛行場の名護市辺野古への県内移設計画を推進する政府・与党が推す現職の佐喜真淳(さきま・あつし)氏(51)が、移設に反対する沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事が全面支援した新人の元県幹部、志村恵一郎氏(63)を大差で破って再選を果たした。政府は普天間飛行場の地元市長選を勝利したことで計画に一定の理解を得たとして辺野古沿岸部の埋め立てに着手して移設を進める方針。一方、翁長知事の辺野古移設への反対姿勢は変わらず、両者の対立は続くことになる。

 政府・与党は宜野湾市長選を4月の衆院北海道5区補選や夏の参院選の前哨戦と位置づけ、政権にとって弾みがつく結果となった。

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