クレインズ支援金、札幌国税局が差し押さえ 釧路市の企業版ふるさと納税で交付 税金滞納分1120万円
【釧路】アイスホッケーアジアリーグのひがし北海道クレインズを運営する「ひがし北海道クレインズ株式会社」(釧路)を支援する目的で、釧路市が2022年度に企業版ふるさと納税を募って同社に交付した寄付金の一部を、札幌国税局が税金滞納分として差し押さえていたことが13日、北海道新聞の同市に対する情報公開請求で分かった。
市は人件費や遠征費などチーム運営を支援するため、企業版ふるさと納税を財源とする補助制度を22年度に新設して寄付を募った。北海道新聞が寄付の交付額や使われ方、同社の経営状況について、市が管理する資料の公開を求めたところ、同社の事業実績報告書が開示された。
同報告書によると市は昨年7月から今年3月まで3回に分け、道内外11社からの寄付金計2950万円を同社に交付。このうち、3回目(3月)の約1120万円が差し押さえられていた。...
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