楽天球団代表「ノーコメント」 星野氏に監督候補一本化
プロ野球楽天の来季監督候補が阪神の星野仙一シニアディレクター(63)に一本化されたことを受け、楽天の米田純球団代表は5日、仙台市内の球団事務所で、来季監督の発表時期や交渉の進ちょく状況について「答えられない。ノーコメント」と話すにとどまった。
楽天の三木谷浩史球団会長は東京都内で本社業務の記者会見に出席したが、冒頭だけで退席し、質疑には応じなかった。
巨人の滝鼻卓雄オーナーは「優秀な監督ですから、パ・リーグの監督になるのはいいことだと思う。日本シリーズでぶつかるかもしれない。手ごわい監督であるのは間違いない。盛り上がるという意味では、悪くない」と、就任実現を期待する口ぶりだった。
星野氏は中日、阪神をリーグ優勝に導き、2008年の北京五輪で日本代表監督を務めた。
楽天は昨季、野村克也前監督の下で2位に躍進した。しかし、今季は最下位に終わり、就任1年目のマーティー・ブラウン監督は契約期間を1年残して解任された。〔共同〕