出稽古(読み)デゲイコ

デジタル大辞泉 「出稽古」の意味・読み・例文・類語

で‐げいこ【出稽古】

先方へ出向いて芸事などを教えること。出教授。⇔内稽古うちげいこ
相撲で、よその部屋に出向いてけいこをすること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出稽古」の意味・読み・例文・類語

で‐げいこ【出稽古】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 音曲舞踊など芸事の師匠が、自宅ではなく先方へ出向いて教えること。出張して教えること。出教授。⇔内稽古
    1. [初出の実例]「山谷より婦多川へ出(デ)げいこにて」(出典人情本春色辰巳園(1833‐35)三)
  3. 相撲で、力士自分の所属する部屋からよその部屋へ出向いて稽古すること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android