高安はギックリ腰で突然の休場 対戦相手の宝富士はビックリで「え!?」

スポーツ報知
高安

◆大相撲九州場所8日目(17日・福岡国際センター)

 カド番大関の高安(29)=田子ノ浦=が、突然の腰痛発症で九州場所8日目を休場した。土俵入りも行った後、急きょ休場を発表。対戦相手だった宝富士(32)=伊勢ケ浜=も、支度部屋では戸惑いの表情で「ビックリした。こういうことってあるんですかね?」と語った。

 高安の休場を知らされたのは、取組に向けたアップの終了後。まげを直している間に伝え聞き「何かな、と思ったら『不戦勝です』って言われて。『え?』と」。高安の状態を気にかける様子で「(名古屋場所で負傷した)左肘かと思った。でも、ビックリしたくらいですよ」と述べた。

 秋場所も8日目に不戦勝を挟み、6日目から7連勝。9勝6敗の好成績につなげた。思わぬ形で白星が転がり込み、中日を終えて4勝4敗の五分。後半戦に向け「またこれで、流れを変えられたら」と切り替えた。

スポーツ

×