韓国、ネット実名制に違憲判断
【ソウル=尾島島雄】韓国憲法裁判所は23日、大規模サイトへの書き込みに実名登録を必要とする韓国の「インターネット実名制」を違憲とする判断を下した。聯合ニュースによると「自由な意思表明を萎縮させる」と指摘し、表現の自由を制限するには「公益への効果が明確でなければならない」とした。2007年導入の現行法は悪質なコメントによる被害を防ぐため、ネットサイトの掲示板運営者に利用者の本人確認を求めている。ネット関連企業はこの負担が減ることから憲法裁の判断を歓迎しているが、ネット上に悪意のあるコメントが氾濫するとの懸念も出ている。