俳優の渡哲也(69)と渡瀬恒彦(67)兄弟が40年ぶりに共演およびW主演するTBS系年末ドラマスペシャル『帰郷』の制作発表会見が5日、千葉・行徳文化ホールで行われた。この日、同ドラマのクランクアップを迎え、渡は「終わりなのかという寂しさ、もう少し長くても良かったという思いがある。それだけ、撮影が楽しかった」と振り返り、渡瀬も「兄貴が全部答えてくれました」と笑いながら同調した。
江戸川沿いにある下町情緒あふれる街で親子二代にわたって続く神尾病院を舞台に、院長・龍太郎(渡)と、妻と娘を亡くして以来21年ぶりに帰郷した弟で医師の真次郎(渡瀬)の確執を、龍太郎の愛娘の結婚問題などを通じてひも解いていくヒューマンドラマ。
1971年4月から放送されたNHK連続ドラマ『あまくちからくち』で双子役を演じて以来の兄弟共演に、渡は「40年前は私もうまくなかったが、私以上に(渡瀬が)うまくなかったので、心配してた思いがある」と当時を顧みて茶化しつつ「私をはるかに超えた俳優になった」と賛辞を送った。
さらに渡が、野球の投手に例えて「私はボール気味のストレートしか投げられないけど、弟はフォークやスライダー、カーブも投げられる」と分析すると、渡瀬は「僕の直球はスピードがないので、交わしながらやってるんです」と謙遜してみせるなど、お互いを尊重し合った。
共演には富司純子、大竹しのぶ、柄本明、徳重聡など、豪華な面々が集う。渡は「富司さん、大竹さん、柄本さんとドラマで一緒になるのは初めて。柄本ちゃんとは3本くらい共演してるけど、絡んでなかったから、緊張感があり、新鮮な思いで芝居をやらせてもらった」としみじみ。渡瀬も「映画1本やっても、ここまで感じないほどの寂しさを感じてる」と撮影終了を名残惜しげに語った。
前回の会見時には兄弟共演の見納めを示唆していた2人。クランクインを迎えての心境の変化を聞かれると、渡瀬は「前言、ひるがえします。また富司さん、大竹さん、柄本さんがまたいるならやりたい」と乗り気な構えをみせたが、渡は「遠慮させていただきます」と肩透かしの発言で笑いを誘っていた。年末ドラマスペシャル『帰郷』は12月23日(金・祝)午後9時より2時間半にわたって放送。
江戸川沿いにある下町情緒あふれる街で親子二代にわたって続く神尾病院を舞台に、院長・龍太郎(渡)と、妻と娘を亡くして以来21年ぶりに帰郷した弟で医師の真次郎(渡瀬)の確執を、龍太郎の愛娘の結婚問題などを通じてひも解いていくヒューマンドラマ。
1971年4月から放送されたNHK連続ドラマ『あまくちからくち』で双子役を演じて以来の兄弟共演に、渡は「40年前は私もうまくなかったが、私以上に(渡瀬が)うまくなかったので、心配してた思いがある」と当時を顧みて茶化しつつ「私をはるかに超えた俳優になった」と賛辞を送った。
さらに渡が、野球の投手に例えて「私はボール気味のストレートしか投げられないけど、弟はフォークやスライダー、カーブも投げられる」と分析すると、渡瀬は「僕の直球はスピードがないので、交わしながらやってるんです」と謙遜してみせるなど、お互いを尊重し合った。
共演には富司純子、大竹しのぶ、柄本明、徳重聡など、豪華な面々が集う。渡は「富司さん、大竹さん、柄本さんとドラマで一緒になるのは初めて。柄本ちゃんとは3本くらい共演してるけど、絡んでなかったから、緊張感があり、新鮮な思いで芝居をやらせてもらった」としみじみ。渡瀬も「映画1本やっても、ここまで感じないほどの寂しさを感じてる」と撮影終了を名残惜しげに語った。
前回の会見時には兄弟共演の見納めを示唆していた2人。クランクインを迎えての心境の変化を聞かれると、渡瀬は「前言、ひるがえします。また富司さん、大竹さん、柄本さんがまたいるならやりたい」と乗り気な構えをみせたが、渡は「遠慮させていただきます」と肩透かしの発言で笑いを誘っていた。年末ドラマスペシャル『帰郷』は12月23日(金・祝)午後9時より2時間半にわたって放送。
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2011/12/05