黒柳徹子のベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」アニメ映画化 今冬公開予定

スポーツ報知
トットちゃんのアニメ映画化を喜ぶ黒柳徹子

 女優の黒柳徹子(89)の自伝的物語「窓ぎわのトットちゃん」が、アニメ映画化され、今冬公開を予定していることが19日、分かった。関連作品のドラマ、映画はあったが、同作の映像化は初めて。「劇場版ドラえもん」シリーズを手掛けた八鍬(やくわ)新之介氏が監督を務める。

 落ち着きがないことを理由に小学校を退学となったトットちゃん(黒柳)が自主性を尊重するトモエ学園に転校して恩師や友達と出会う物語。1981年に発表され、日本で800万部、全世界で2500万部超のベストセラーとなった。黒柳によると、「黒澤明監督以外のほとんどすべての映画監督からお手紙をいただいた」と何度も映画化のオファーがあったが、「読者の頭の中にあるイメージを壊したくない」と断り続けてきた。

 それでも、八鍬監督はイメージボードを手に何度も黒柳の元を訪れてアピール。黒柳も「アニメであれば、原作を愛するファンの方々も喜んでくれるかもしれない」と快諾したという。

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