広島県議補選広島市安佐南区選挙区で当選を決め、万歳をする灰岡さん=中央(14日、午後11時3分)

 広島県知事選と同じ14日に投開票された県議補選広島市安佐南区選挙区(補欠定数1)は、自民党新人で元山口県和木町議の灰岡香奈氏(38)が新人3人の争いを制し、初当選した。

 灰岡氏は14日夜、長束の寺で報告会を開いた。当選が決まると、支持者たちと喜びを分かち合い、自民党の石橋林太郎衆院議員(比例中国)や自民、公明両党の県議たちと万歳した。県議として防災対策などに意欲を示し「クリーンな政治が大前提と訴えたので、期待を裏切らず、態度、言葉で示す」と抱負を語った。

 補選は、10月の衆院選で初当選した石橋氏が7月に県議を辞職したのに伴う。投票率は28・46%。当日有権者数は19万4885人。  

 ▽広島県議補選最終結果(敬称略) 当 30,961 灰岡香奈38 自新   13,719 伊藤守45   無新    7,727  山根岩男70 諸新  ▽広島県議補選当選者 ※丸数字は当選回数。肩書(主な経歴)▽現住所▽最終学歴。敬称略 灰岡香奈(はいおか・かな)38自新① 会社員(日本維新の会県支部長、町議)祇園、広島修道大