富山市議会

8人目が辞意、政活費不正

自主解散に慎重意見も

 富山市議会(定数40)を巡る政務活動費の不正請求問題で、自民会派の谷口寿一市議(53)が15日、毎日新聞の取材に辞意を明らかにした。市議会で辞職と辞意表明をしたのは計8人となった。自民会派(25人)では市議会を自主解散すべきだとの意見が多いが、他会派には「問題追及ができなくなる」などの意見が根強く、実現するかは不透明だ。

 谷口市議によると、2013年7月〜14年7月、会派前会長の中川勇氏(69)=議員辞職=が用意した印刷代名目の偽造領収書3枚で約91万5000円を請求。実際に印刷した代金を除き、約47万円を中川氏に渡した。これまでの取材に「中川氏と付き合いが長く、偽造と気付いていたが断れなかった」と話していた。

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