香川ＯＧ、新社長に三野氏　四国アイランドリーグｐｌｕｓ

　四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズは2日、社長にマニュライフ生命保険に勤める三野環氏（39）、球団代表に丸一倉庫取締役の平井賢治氏（41）が1日付で就任したと発表した。リーグを通じて女性社長は初めて。

　2009年から社長を務めていた東交バス相談役の川畑省三氏（67）と15年から球団代表の池田省吾氏（42）は退任し、川畑氏は代表権のない取締役会長に就任した。

　高松市内のホテルで記者会見に臨んだ三野新社長は、「ガイナーズの地域貢献活動などが、自分の生まれ育った地域に恩返ししたいという思いと合致した。野球と経営に関しては全くの素人だが、女性をはじめ、一人でも多くの方に球場へ足を運んでもらえるよう積極的に案を出したい」と抱負を述べ、野球を通じた地域のにぎわいづくりに主眼を置く考えを示した。

　三野新社長は高松市出身。明善高を卒業後、県内の大型レジャー施設や生活雑貨店で勤務し、11年から営業職員として同生保に勤めている。