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【速報!】バーバリーのクリストファー・ベイリーが退任へ。

2018年3月にチーフ・クリエイティブ・オフィサーを辞任し、同年12月に退社予定。バーバリーでのクリエーションは17年間にも及んだ。

バーバリー(BURBERRY)のプレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるクリストファー・ベイリーが2018年3月に現ポジションを辞し、同年12月にブランドを去ることが発表された。衝撃のニュースは10月31日の朝、バーバリー社より明らかに。

ベイリーは、「17年もの間、グループの人たちと一緒に働き、様々なことを学んだ。バーバリーでの経験は僕のデザイナー人生にとって素晴らしい財産だ。バーバリーは英国の素晴らしさがたくさん詰まっているブランド。160年以上の歴史があるが、若いスピリットも持っている。インスピレーションが溢れている場所なので今回の決断を下すのは大変だった。バーバリーは進化を続け、僕たちが確立してきた戦略とともに、才能ある人々によってますます強力なブランドになっていくだろう。同僚とジョン・ピース会長、そして、ボードメンバー(役員)の何年にも渡るサポートに心から感謝したい。ブランドの成功とスムーズな移行のため、全力を尽くしている」とコメント。

Photo: Getty Images

今後については、「新たなクリエイティブ・プロジェクトにワクワクしている」と示唆し、2018年3月に現職を離れた後も年末までマルコ・ゴベッティCEOとチームのサポートに回るようだ。

2012年AWより。 Photo: Getty Images
2018年SSより。 Photo: Getty Images

マルコ・ゴベッティCEOは、「バーバリーは2001年以来、驚異的な変革を遂げており、ベイリーはこの成功の立役者だ。残念ながら彼と協業した期間は短かったが、彼が残してくれたレガシーと類い稀な才能は、これからのブランドの大きな自信につながる。さらなる成長と成功のため、私たちは次のチャプターのクリアなビジョンを持っている。これからが楽しみだ」とコメントした。

2004年SSより。 Photo: Rex Features

ベイリーは1994年にロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業後し、ダナ・キャラングッチ(GUCCI)でキャリアを積んだ。2001年にデザイン・ディレクターとしてバーバリー(BURBERRY)に加わり、2014年からはCOOとCEOを兼任し、昨年マルコ・ゴベッティがCEOを引き継いだと同時に新たな役職としてプレジデント職に就任した。

◆UK版『VOGUE』の元記事はこちら>>>

Text: Katie Berrington

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