試合情報

東京ヤクルトスワローズチーム名中日ドラゴンズ

 
  8 大島
  4 荒木
  5 福田
  3 山ア
  7 和田
  6 井端
  9 平田
  2 谷繁
  1 鈴木

球場:神宮 観衆:12,941人

 
  4 田中
  8 上田
  7 ミレッジ
  9 バレンティン
  5 宮本
  6 森岡
  1 バーネット
  2 中村
  3 武内
  0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
   
  2 0 2 0 0 0 0 0 X 4
東京ヤクルトスワローズ
館山、増渕、押本、バーネット - 中村
中日ドラゴンズ
山井、ソーサ、久本、鈴木 - 谷繁
館山(4試合2勝0敗0S)
バーネット(11試合1勝0敗8S)
山井(8試合0勝3敗0S)
バレンティン5号2ラン(3ウラ、山井)
■荒木チーフコーチ兼投手コーチ 「(スワローズ先発・館山投手について)状態ははっきり言って悪い。悪いなりに工夫できるピッチャーだし、粘り強く試合を作っていってもらいたい」 ■伊勢総合コーチ 「(ドラゴンズ先発・山井投手について)シュートは相変わらずいいところに投げてきているが、ストレート・スライダーの外へのコントロールが悪い。外を狙ったのが少しずつ中に入ってきているので、それを逃さずにとらえていきたい」 ■3回、ライトへ5号2ランを放り込んだバレンティン選手 「打ったのはストレート。最近自分の待っているボールに対して打ち損じることが少なくなっている。ボールに逆らわずに、いい方向に打ち返すことができた」 ■6回1失点と力投した先発・館山投手 「リズムをつかめていない中、野手が先に点を取ってくれていい展開を作ってくれました。コントロールもよくなかった中で、中村が大胆に攻めてくれたし中村に引っ張られました」

今季初の4連勝で首位タイ! バレンティン選手が5号2ラン!

24日、神宮球場での中日ドラゴンズ4回戦、首位攻防戦となった一戦は、スワローズが初回に相手ミスなどで2点を先制すると、3回にバレンティン選手がリーフ単独トップとなる5号2ランを放ちました。この3点のリードを先発・館山投手ら4投手が守り抜き、チームは今季初の4連勝。リーグ首位タイとなっています。

スワローズは初回、先頭の田中浩選手がセンター前安打、上田選手がレフト前安打でチャンスメークします。暴投などで無死二、三塁とし、ミレッジ選手のショートゴロの間に1点、続く宮本選手の打球をファーストが落球し、2点目を奪いました。

しかし、直後の2回表、先発・館山投手が一死から連打で二死二、三塁のピンチ。谷繁選手の打席で暴投があり、1点を返されてしまいます。

1点リードでなおも追加点がほしいスワローズ。3回、ミレッジ選手が右中間を破る二塁打を放つと、バレンティン選手が山井投手の初球を叩くと、ライトスタンド一直線!! リーグ単独トップの5号2ランで4対1としました。

3点の援護をもらった館山投手は、打たせてとるピッチングで3回以降は三塁を踏ませず。4回には和田選手の三遊間の深い打球に今季初スタメンの森岡選手が追いつく堅守。雨が強くなった5回、荒木選手のレフトへ抜けそうな当たりを宮本選手がジャンプして捕ると素早いスローイングで二塁フォースアウトにしました。

7回からは2番手・増渕投手、押本投手、バーネット投手が危なげないピッチングで、ドラゴンズ打線を2安打に封じ込め、4対1で逃げ切り勝利。今季初の4連勝でドラゴンズと首位タイです。

先発・館山投手は、6回を被安打4、奪三振1、与四球2の1失点で2勝目。
2番手・増渕投手は、1回を被安打1の無失点。
3番手・押本投手は、1回を被安打1、奪三振1の無失点。
4番手・バーネット投手は、1回を奪三振1の三者凡退で8セーブ目を挙げました。

打線は7安打でした。

■次の試合…4月25日(水)東京ヤクルト-中日(神宮)18:00

ヒーローインタビュー

■リーグトップの5号2ランを放ったバレンティン選手
「アリガトウゴザイマス! (打った感触は)すごく気持ちがいいです。自分が打てるボール、外の真っ直ぐだったんですけど、そのボールが来たのでしっかりとらえることができて、フェンスを通り越したときは最高の気分でした。(キャンプから取り組んでいた右方向へのバッティングでしたが)今年はキャンプからボールを内側から逆方向に、内側から内側からということを心がけてやってるんで、まだまだシーズン長いですけど、今の状況を少しでも継続できるようにやっていきたい。(5号はリーグトップ)去年は最後の最後で優勝できなかったので、今年は自分の目標としてはセ・リーグ1位・優勝。プラスしてホームラン王が獲れればいいけど、自分の中の目標としてはセ・リーグ優勝が一番の目標です。ファンの皆さま、いつも熱い応援ありがとうございます。明日も明後日も試合がありますので、球場に来てぼくらの力になってください。ガンバリマス!!」

選手コメント

■小川監督
「(首位タイ)まだまだ。これからですよ。(先発・館山投手について)あまり良くなかったが、粘ったのではないか。ピッチャー陣がよくやってくれているよね。(バレンティン選手の2ラン)4番に入っていい働きをしている。日本のピッチャーを本当に研究したらすごいバッターになると思う。去年の後半の不振がいい経験になって。配球を読んだり、追い込まれてから何とかしようという姿勢が伝わってくる。(今日の試合は)初回に1点ではなく2点を取ったことが大きい。追加点も取れたし、個々がやるべきことをやっている。その中でいいプレーが出ている」

■バレンティン選手
「(2ランの打席)その前の打席で差し込まれたので、もっと前で打とうという意識があった。右方向へ飛ぶのは、最短距離でボールの内側を叩けている、いいサインだと思う。去年は外のボールに対してヘッドが使えずゴロがたくさんあった。(4番打者としての意識)忍耐強く打てるボールを待つことを心がけている。昨年一年間戦って、ボールゾーンの悪いボールを三振していた。そこには絶対手を出さないという意識を持つようにしています。(昨年10月に生まれた第一子の存在)責任感強くなるし、これまで以上に野球に集中しようと思える」

■6回1失点で2勝目を挙げた館山投手
「コントロールもスピードも良くなかった。コントロールできないわけじゃないが、逆球を生かしたり、中村が大胆に攻めてくれた。2対1じゃなくて3点差にしてくれたので、大胆な攻めができたと思います。(森岡選手ら内野手の好守備もあった)内野ゴロでアウトを稼ぐピッチャーなので全面的に信頼しています。試合に出ている選手が捕れなければ誰も捕れないと思っています」

■バットを折られながらセカンド内野安打にした宮本選手
「あれはたまたま。(第4打席の)死球は左足のつま先。左足ばっかり当たっているなあ(苦笑)。(2000本安打まで8本)残り一桁なので意識しています。意識しないほうがおかしい。まだ始まったばかりで首位攻防戦という感じじゃないが、ジャイアンツとドラゴンズは地力のあるチーム。常に大事な戦いになる」

■伊勢総合コーチ
「(バレンティン選手について)わからんよ。タイガース、ジャイアンツ、ドラゴンズをやっつけてるので頼もしいことは頼もしい。去年打点が少なかったので、センターから右への意識がある。早く開かないのがいい」

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