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小松空港 夢ワクワク 「ジャルジャル」「前田敦子さん」らコメディー演劇

2022年4月16日 05時00分 (4月16日 11時45分更新)
稽古で動きを確認する前田敦子さん(左)、ジャルジャルの福徳秀介さん(右)と後藤淳平さん=小松空港で

稽古で動きを確認する前田敦子さん(左)、ジャルジャルの福徳秀介さん(右)と後藤淳平さん=小松空港で

あす午前0時にネット生配信

 夜の小松空港を舞台にしたコメディー演劇「夢路(ゆめじ)空港」が、十七日午前零時から特設サイトで生配信される。オンラインなどさまざまな手法で新しい演劇を模索する創作集団「ノーミーツ」(東京)と吉本興業(同)による初の共同企画。お笑いコンビ「ジャルジャル」を主演に、濃密な一時間十分のヒューマンコメディーが繰り広げられる。 (久我玲)

JALの特別協力で撮影

 ノーミーツは新型コロナ下の二年前、「NO密で濃厚なひとときを。」をテーマに旗揚げし、二十代を中心に活動する。コロナ禍で渡航が難しくなる中、空港の持つ価値を改めて感じてもらおうと企画。ジャルジャルとJAL(日本航空)の語呂合わせから、日本航空の特別協力を得て、小松空港での撮影が決まった。
 物語は、夜の空港内で「夢」にまつわるさまざまな人生を目撃するように展開する。ジャルジャルの後藤淳平さんがパイロット役、福徳秀介さんが商社マンとして出演するほか、ヒロイン役として元AKB48で女優の前田敦子さんらが名を連ねる。主宰者の広屋佑規さん(30)は「一年前から構想を練る中で、小松空港の空気感が物語を決める参考になった。地方空港を夢に向かって小休止する場と捉え、『人生のトランジット』をテーマに据えている」と話す。
 十四日夜、舞台となる小松空港で稽古の様子が報道陣に公開された。演出家が指示する中、本番の衣装に身を包んだ出演者らは、立ち位置や動作の確認を繰り返していた。十五台の定点カメラが場面ごとに切り替わり、空港で起こっていることをのぞき見するような視聴体験が楽しめるという。ジャルジャルの後藤さんは「めちゃめちゃワクワクする。一回きりなので、気合が入る」。福徳さんは「見る人の心が高鳴るような演劇にしたい」と話した。
 十七日午前零時開演(配信開始)。生配信のほか、アーカイブは五月一日まで視聴できる。チケットは四千二百円(税込み)、出演者による終演後のトークが視聴できる特典付きは四千八百円(同)。購入期限は五月一日午後八時まで。チケット購入は、夢路空港の特設サイトで受け付ける。
◇「夢路空港」の特設サイトはこちらから=
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