愛知、7296人の転出超に 2020年の人口移動 総務省
総務省は29日、住民基本台帳に基づく2020年の人口移動報告を発表した。愛知県は転出者数が転入を上回る「転出超過」が7296人となった。超過数は19年(1931人の転出超過)より3倍以上。新型コロナウイルス下で県内への転入が減っている。月別でも9カ月連続の転出超過となる。
20年の愛知の転入者数は11万7382人で19年から1万2002人減った。転出者数は12万4678人で6637人減だった。コロナの感染拡大で全国で人の移動が減っているが、愛知は特に転入者の減少が目立っている。
月別では12月が811人の転出超過で、超過数は東京(4648人の転出超過)に次いで全国で2番目に大きかった。