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羽田空港・日航機衝突事故

2024年1月2日、羽田空港で、新千歳発羽田行きの日本航空516便が、海上保安庁の航空機と衝突し、火災が発生しました。

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日航機衝突事故、能登半島地震 Uターンラッシュのピーク直撃

日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故の影響で欠航便が出る中、チェックインカウンターに並ぶ人たち=羽田空港で2024年1月3日午前8時33分、渡部直樹撮影
日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故の影響で欠航便が出る中、チェックインカウンターに並ぶ人たち=羽田空港で2024年1月3日午前8時33分、渡部直樹撮影

 年末年始をふるさとで過ごした人たちのUターンラッシュが3日、ピークを迎えた。羽田空港(東京都大田区)で2日に起きた航空機事故の影響で空の便は欠航や遅れが相次ぎ、空港内は足止めとなった人たちでごった返した。元日に石川県能登地方で発生した地震の影響などで鉄道でも混乱が続いた。

 羽田空港の一部滑走路の閉鎖などに伴い、日本航空と全日空では3日午後8時までに計約200便が欠航し、合わせて約3万6000人に影響が出た。日航は羽田発着の国内線98便が欠航。全日空は国内線97便、国際線1便が欠航した。

 旅行で北海道を訪れていた東京都世田谷区の会社員、清住竜平さん(33)は2日夜の新千歳発羽田行きが事故のため欠航に。延泊して3日も窓口に並んだものの、羽田行きは8日まで満席状態のため航空券の払い戻しだけ済ませた。4日に苫小牧港を出て茨城・大洗港へ向かうフェリーで帰京する予定で「ちょっとでも早く帰れるなら」と苦笑い。4日から始まる仕事に間に合わず「職場が事情を分かってくれるといいが……」と疲れた表情…

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