西武は10日、9日のソフトバンク戦(鹿児島)で下半身に張りを訴えた山川穂高内野手(31)とともに昨年のパ・リーグ新人王、水上由伸投手(24)の出場選手登録を抹消した。

 水上は今季2試合(1回2/3)に登板し無失点には抑えている。

 しかし、9日のホークス戦でも0―3で登板した6回の場面で2四球と1安打で一死満塁のピンチを招き最後は何とか近藤を二併殺に打ち取る綱渡り投球だった。

 昨年、60試合登板(4勝1セーブ31ホールド、防御率1・77)の影響からか今年はオープン戦からストレートが走らず9日の試合でも最速143キロ止まり。平均が130キロ台後半と調子が上がってこない状態だった。