人気グループ「V6」の岡田准一さんが豊臣秀吉の軍師・黒田官兵衛役で主演する14年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で、俳優の片岡鶴太郎さんが官兵衛を悩ませる最初の主君・小寺政職(まさもと)役を演じることが10日、明らかになった。新キャストの発表会見に登場した片岡さんは番組のプロデューサーからは、「仁義なき戦い」シリーズで山守組組長を演じた故・金子信雄さんのイメージでと注文を受けたといい、「イメージというより『金子信雄でやれ』と。きったねー親分をやろうと思ってる。ユーモラスに、チャーミングに、こってりと演じていきたい」と意気込んだ。
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片岡さんが大河ドラマに出演するのは、91年の「太平記」、97年の「毛利元就」、99年の「元禄繚乱」、08年の「篤姫」以来、5度目。今回の役柄について片岡さんは「官兵衛にとってはやっかいな上司で、優柔不断で、自分の保身のことしか考えていない」と自ら紹介した。
官兵衛は、戦国時代末期に、秀吉はじめ織田信長、徳川家康から重用され、九州・福岡藩52万石の礎を築いた人物で“天才軍師”と称されている。この日は、片岡さんのほか、官兵衛の最愛の妻・光(てる)役を中谷美紀さん、官兵衛を導く軍師・竹中半兵衛役を谷原章介さん、秀吉の妻・おね役を黒木瞳さん、官兵衛の父・黒田職隆(もとたか)役を柴田恭兵さんが演じることが発表された。(毎日新聞デジタル)
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