ミャンマー軍事政権、中国の仲介で武装勢力と会談

ミャンマー軍事政権、中国の仲介で武装勢力と会談
 ミャンマー軍事政権は11日、中国の仲介で、10月下旬の政権への攻撃を主導した3つの反政府武装勢力の代表者と会談したと発表した。写真は国軍のゾーミントゥン報道官。2021年撮影(2023年 ロイター)
[11日 ロイター] - ミャンマー軍事政権は11日、中国の仲介で、10月下旬の政権への攻撃を主導した3つの反政府武装勢力の代表者と会談したと発表した。
反政府勢力は民主派の組織と手を組み、10月下旬に一斉攻撃を開始。北部の中国国境近くや西部州で複数の軍事拠点や街を制圧しており、今も激しい戦闘が続いている。
国営メディアによると、国軍のゾーミントゥン報道官は、政権側がミャンマー民族民主同盟軍、アラカン軍、タアン民族解放軍の3勢力の代表らと会談したと説明。「対話の進展を踏まえると、月末に再度会談を行う可能性が高い」と述べた。
今回の会談がいつ、どこで実施されたかは不明で、報道官は協議の内容には触れなかった。

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