渡辺大「ドキドキですが、楽しみながら」7月BS松竹東急で連ドラ初主演 北乃きいとは8年ぶり共演

連ドラ初主演の渡辺大と共演の北乃きい
連ドラ初主演の渡辺大と共演の北乃きい

 俳優の渡辺大(37)がBS松竹東急の「シネコンへ行こう!」(7月4日スタート、月曜・後10時30分)で連続ドラマ初主演することが1日、分かった。営業不振に苦しむシネコン(シネマコンプレックス=複数のスクリーンを持つ大型映画館)の支配人を演じる。

 日本の連続ドラマで初めてシネコンを舞台にした笑いあり、涙ありのコメディー群像劇だ。渡辺が演じる水沢健太は幼い頃から映画好きで自主映画を撮っていたが、思うような活動ができずに挫折し、シネコン「シネマインみらい」の支配人に転身。以前ほどの熱意は失ったが、丁寧な接客で同僚から頼りにされている。

 今年3月26日に開局したばかりのBS松竹東急で連ドラ初主演を務めることに「新しい局で新しいチャレンジをさせていただき、光栄です。連続ドラマの主演は初めてなので、ドキドキですが、楽しみながらやっていければ」と意欲的。役柄については「マイペースで憎めないキャラなので、力を入れすぎず、うまく脱力した芝居でみんなと融合したい」とイメージを膨らませている。

 ヒロイン役の北乃きい(31)とは2014年の映画「僕は友達が少ない」以来、8年ぶりの共演。新人マネージャーの中塚香織を演じる北乃は「真っすぐでハッキリ物を言う役柄ですが、ドラマ後半にかけどう変化していくのか、繊細に演じたい」と意気込んでいる。

 シネコンや映画業界の裏事情はもちろん水沢が正義感の強い香織に振り回される様子も見どころになりそうだ。

芸能

×