逆襲のトルソワ 4回転連発で9人抜き 世界フィギュア
毎日新聞
2021/3/27 13:04(最終更新 3/27 13:04)
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来年の北京冬季五輪の国・地域別の出場枠を懸けたフィギュアスケートの世界選手権は第3日の26日、ストックホルムで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)12位と出遅れたロシア勢のアレクサンドラ・トルソワが大会女子史上初めて複数の4回転ジャンプを成功させてフリーで1位となり、合計217.20点で3位に入った。
SP12位からの逆襲へ「4回転の申し子」の異名を持つトルソワが勝負に出た。4種類の4回転ジャンプを計5本も組み込む男子並みの高難度のプログラム構成で挑み、転倒や回転不足はあったものの基礎点が高く、3位まで浮上した。「どんなことがあっても4回転を減らすつもりはなかった」とプライドをのぞかせた。
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