遠軽町

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まちの話題111年の歴史に幕~瀬戸瀬小学校閉校式

遠軽太鼓保存会の生駒弘幸さんから指導を受けた瀬戸瀬っ子太鼓を披露する児童たち

 令和3年3月末をもって閉校を迎える瀬戸瀬小学校(菅原敏明校長)の閉校式が2月13日に行われ、在校生や卒業生、地域住民など約150人が出席。111年の歴史を持つ母校への別れを惜しみました。
 同校は明治42年、遠軽尋常小学校瀬戸瀬特別教授場として創立。その後、瀬戸瀬尋常小学校などと改称し、昭和22年に瀬戸瀬小学校となりました。
 閉校式で、佐々木修一遠軽町長が「111年間という歴史と輝かしい伝統の幕を閉じるにあたり、本日まで瀬戸瀬小学校の発展のためにご尽力をいただきました地域の保護者の方々をはじめ、教育職員の皆様、そして関係者の方々に深く感謝を申し上げます」と、山口哲朗閉校事業協賛会長が「この瀬戸瀬地域に明治25年頃より入植者が現れ、うっそうと生い茂る樹木を伐採し、熊笹の根を掘り起こし、数世代かけて肥よくな大地と安住の地を作り上げたのは、先人たちの知恵と努力以外の何ものでもありません」と式辞を述べ、菅原校長が「元来、瀬戸瀬の子どもたちが持っていた、自ら考え、具体的に行動する態度、それは小規模校の中で、さらに磨かれました。瀬戸瀬小学校で育まれた精神は、これからも一人一人の心の中にいつまでも光り輝き続けるでしょう」と挨拶を述べました。続いて、児童による群読や瀬戸瀬っ子太鼓演奏が披露され、会場は温かい拍手と笑顔にあふれていました。
 式後には、校舎前に設置された記念碑の除幕式が行われ、久しぶりに再会した仲間と笑顔で記念撮影をしていました。

  • 瀬戸瀬小学校の校舎

  • 佐々木修一遠軽町長

  • 山口哲朗閉校事業協賛会長

  • 菅原敏明校長

  • 瀬戸瀬小学校校歌

  • 群読を披露する児童たち

  • 記念碑除幕式の様子

 

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