正月に富士山…いえ「冨士山」です 「とみすやま」の謎を追ってみた

愛媛県大洲市にある冨士山。そばには肱川が流れる=同市で2022年12月14日、山中宏之撮影
愛媛県大洲市にある冨士山。そばには肱川が流れる=同市で2022年12月14日、山中宏之撮影

 初夢でみると縁起が良いと言われる筆頭格の日本最高峰の富士山。それにあやかった山は全国各地に300以上あるという。中には名前が本家にそっくりな山も。ある山の名前にまつわる謎を追った。

 「冨士山」は4月下旬から5月中旬にかけて、6万本以上のツツジが咲き誇り、山頂付近がピンクに染まる。標高は320メートルで、山頂近くまで車で行ける。

 お分かりだろうか。山梨、静岡の県境にある霊峰ではない。全く違う冨士山(とみすやま)だ。直線距離で約600キロも離れた愛媛県大洲市にある郷土(ふるさと)富士の一つで「大洲富士(おおずふじ)」とも呼ばれる。

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