25歳の現役タカラジェンヌ転落死で「心のケア」専門家導入へ 宝塚歌劇理事長「生徒の心情に寄り添って」

宝塚大劇場
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 宝塚歌劇団(兵庫・宝塚市)の25歳の現役タカラジェンヌが先月30日に同市内の自宅マンションから転落して死亡した件について、同劇団の木場健之(こば・けんし)理事長が2日、公式ホームページ上にメッセージを寄せた。

 木場理事長は「確認されたこの度の歌劇団生徒の急逝につきまして、心より哀悼の意を表するとともに、お客様にはご心配をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます」。生徒が亡くなった1日に宝塚バウホールで開催された「宝塚舞踊会」でも、同じ内容のあいさつで観劇前のファンに説明していた。

 今後の公演、劇団運営については「歌劇団といたしましては、生徒の体調も含めた安全を第一に考え、それらを確認したうえで今後の対応を考えていきたいと思っています」とし「そのため、専門家にも入っていただき、一人ひとりの心のケアなどにも時間をかけ、生徒の心情に寄り添ってまいります」と、メンタルヘルスケアの専門家の力を借りることを明かした。

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