立民代表の枝野幸男さん、日付が変わって当確「こんな時間に出るとは…」＜埼玉5区＞
2021年11月1日 07時29分
枝野幸男さんの当確が報じられ、拍手やグータッチで喜ぶ支援者たち＝さいたま市大宮区で
日付が変わった一日午前零時十分ごろ、さいたま市大宮区にある立民前職の枝野幸男さん（５７）の事務所に当選確実の一報が入ると、支援者からは「よかったー」と安堵（あんど）の声が一斉に漏れた。枝野さんは東京都内で結果を見守ったため、代わりに選対本部長の熊谷裕人参院議員がマイクを握り、「簡単な選挙戦ではないと思ったが、こんな時間に当確が出るとは」とあいさつ。険しい表情を浮かべた。
党代表として応援に全国を回り、選挙期間中に地元に入ったのは二日間だけ。一騎打ちとなった自民前職には安倍晋三、菅義偉の両首相経験者ら政党幹部が相次いで応援に入ったが、根強い人気で退けた。
立民のほかの候補の結果が続々伝えられ、熊谷さんは「県内の多くの選挙区で競り負けている。体制を立て直さないと、来年の参院選も厳しい」と危機感を口にした。 （杉原雄介）
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