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伊集院光、師匠・三遊亭円楽からの落語会提案に恐縮も「おそらく望んでいた」

 落語家の六代目三遊亭円楽が、4日放送のTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(月〜木 前8:30)のゲストコーナーに出演。落語家時代から師弟関係にある伊集院光に、落語の2人会を提案した。

(左から)三遊亭円楽、伊集院光 (C)ORICON NewS inc.

(左から)三遊亭円楽、伊集院光 (C)ORICON NewS inc.

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 前日に電話収録を行う形となったが、ゲストコーナーの音源が流れる前に、伊集院は「これフリとかじゃなくて、収録終わってからずっと、最終的にえっていうことが起きるんですけど、なんでこんなことになったんだと。オンエアやめます?」と率直な思いを吐露。

 そんな中でコーナーが始まったが、円楽は「落語やりてーな。50年やってきたけど、こんなに落語やってない日が続くのは初めてだね」とコメント。江戸時代の出来事などに触れながら「今出番じゃないからな。やっぱり平時のものだよな。落語とか演芸は。落ち着いてホッとした時にやっぱり笑いたいってなるんだな。今、何にも先が見えないじゃない」と持論を展開した。

 番組アシスタントの竹内香苗から、タレントしての伊集院の評価を求められた円楽は「才能としてのタレントさんとしては、ポジションはすばらしいところをちゃんと縫って生き残っているし、自分で作り上げているからいいと思う」と称賛。「だけど、やっぱり壁の芸人にならずに、最後はそれをメインとして切り盛りする。極端なことを言えばワイドショーの司会のような、いろんな角度からいろんなものが斬れる」と期待を寄せた。

 落語家時代の伊集院についても触れ「滑舌もまぁまぁ、声もまぁまぁ前へ出るしね。そのままやっていても噺家としても形にはなったんじゃないかな」と賛辞。伊集院は「これは電話越しだから言えるんですけど、ほかの師匠から比べて、ずっと理論的に教えてもらって。おかげで、よそでちゃんと食えているっていうのはすごく感謝しています」と思いを伝えた。

 円楽は今後の自身の活動を「入口は誰でもいい。だけど、落語っていうものに惚れてください、好きになってください。そういうための裏方になりたい」と語った上で「お前も(落語を)やれよ」と伊集院に提案。伊集院が「すげー爆弾を落としてきたな。もし、自分がけいこしてきたら聞いてくれますか?」と話すと、円楽は「いいよ。聞かなくたってわかるよ。(落語を)やっていたし(落語を)聞いている人は。できるできる」と呼びかけた。

 伊集院が「師匠が元気で『やっていい』っていうことがすべてだから」と弟子としての思いを打ち明けると、円楽は「じゃあ、このコロナ騒動が落ち着いたら2人会やろう」と構想を披露。伊集院が「怖いな」と口にすると、円楽は「怖くないよ。オレわざと下手にやってやるから」と冗談交じりに締めくくった。

 円楽の出演コーナーの音源を聞いた伊集院は「竹内香苗の仕業だったかという確認ができたところで…」と笑わせながら「なんかありがとうっていうか、おそらく望んでいたんだろうっていう気がしながら、聞いていました。僕だけコロナ後の目標をもらったことで申し訳ない気がしながらも…」と師匠との2人会実現に向けて前向きなコメントを残した。

 番組の様子は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

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